広報委員ルポ
久喜の堤燈山車が秋田を練り歩く!
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▲『おなごりフェス』に参加した本壱祭典保存会。夜は危険な為七役で登場(通常は十役、特別に十三役まで可能)。後方は青森のねぶた。 |
今回は、9月8日に秋田県で開催された『2001おなごりフェスティバルin能代』に、久喜の堤燈山車から唯一参加した『本壱祭典保存会』の橋本武男さんと小森哲夫さんに、代表してお話を伺いました。 この『おなごりフェス』には、地元や近隣だけでなく、遠隔地から参加のある事が特徴です。人口5万5千人の能代市が、23万5千人(今年)にふくれあがる巨大イベントに成長、今年は、12の出し物が登場しました。近くは、浅草カーニバルからサンバが例年参加しています。この祭りの中でも高さと動きが圧巻の我が堤燈山車の迫力あるデモンストレーションに、ひときわ大きな歓声があがりました。 本壱祭典保存会の方々は、約20年前"日本の祭り”に参加した後、地元以外のイベントに参加して、1人でも多くの観光客を招致したいと考えていました。数年前から『おなごりフェス』に注目していたところ、降って湧いた様に能代市からラブコールがあり、機運が一致した事から、今回の参加が実現しました。 この『おなごりフェス』に参加して、この祭りのエネルギーと魅力について考える機会に恵まれた結果、@観客が見物しやすい形での開催A祭り主体の能代活性化協議会メンバーがほぼJCメンバーB音・光・踊り等様々な祭りが結集C祭りの集客力から資金集めが容易等の点が分りました。久喜市の堤燈祭りにも今後、活かす点があると、熱をこめて語ってくださいました。 この祭りに参加し、堤燈祭りについて質問責めにあい、対外的なPRパンフレットの必要性を感じたそうです。また、久喜出身の方が30年ぶりに堤燈山車を見たと感激していたのが印象に残った、との事でした。 (林 明委員) |